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トルコ東アナトリア断層帯で地震発生
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2月6日未明トルコでM7.8、M7.5と二度の大規模な地震が発生し甚大な被害が出ています。日本と同じく地震活動が活発なトルコでは、トルコ東部で2011年10月23日にもM7.1の地震が起こり、600人を超える方がお亡くなりになる被害が出ました。応用地震計測は、地震災害のある国内外で地震災害の軽減への取り組みを続け、SDGs「目標11:住み続けられるまちづくりを」の課題の解決に貢献してまいります。
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弊社観測エリア内に設置し常時観測をしている広帯域地震計 STS-2.5で、先日発生したトルコ南部を震源とする マグニチュード7.8、日本時間の2月6日10時45分(波形-1)、2月6日20時00分(波形-2)の地震波形が観測されました。 |
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※波形1-トルコで発生した地震の波形
(波形の開始時刻:日本時間 2023年2月6日 10時45分) |
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※波形2-トルコで発生した地震の波形
(波形の開始時刻:日本時間 2023年2月6日 20時00分)
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地震の震源はアナトリアプレートとアラビアプレート、アフリカプレートの3つのプレートが接している領域で、アナトリアプレートとアラビアプレートの境界には、「東アナトリア断層」が形成されています。その東アナトリア断層帯西部約150〜200キロの広範囲(アラビアプレートとアナトリアプレートの境界に位置する横ずれ断層)で活動したとみられ、震央の周辺では激しい揺れ(日本の震度階級では震度5強〜6弱に相当)に襲われ、建物の倒壊などによる大きな被害に見舞われているようです。マグニチュード7.8の地震が起きてから10分ほど後には余震とみられるマグニチュード6.7の地震が発生。その後もマグニチュード5前後の余震が頻発している状況です。 |
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